赤不動院の成り立ちは、今から数十年前に、拙僧が霊示受けて、愛知県の山奥にある滝行場に、導かれて行った時の、滝行場の護り本尊である。
 
不動明王尊を修復した時より始まります。
 
その日は、前日の啓示を頼りに、愛知県の山奥に私はいた。
 
辿り着いたのは山寺…
 
しかし私が啓示を受けたのは、滝行場の中にある、不動明王尊である。
 
寺にご挨拶をして後は、自分の想い違いと考え、帰路に着こうとすると、あの声が…
「待ちかねた…迎えに来い」
声を頼りに山奥へ入り、獣道を行くと、水が激しく堕ちる音…
まさしく、滝…それも凄い水量である。
私は、滝壺近くの大石の上で、護摩祈祷を始めた時…またあの声が聞こえて来た…
 
 
「待ちかねた…迎えに来い」
…という言葉に導かれ、滝の中腹に登った時、倒れかけた石像を見て驚いた…不動明王尊である。
 
 
高さは、2メートルくらいの大きさ…
私1人の力では、無理かもしれない…
でも倒れかけた石像を、そのままにはできない。
 
辺りを見回し、使えそうな物を拾い、梃子の原理で石像を元の状態に戻す事に成功…
 
急ぎ山を降り、町でセメントを大量に購入し、店の軽トラで石像の近くで、セメントと砂と私を降ろして頂き、いよいよ石像の土台を作る修復作業を進めた。
 
その夜は、石像の近くで野宿である。
翌日は、夜明けから作業開始である。
その夜も野宿である。
 
しかし心の中は、明るかった…
不動明王尊と一緒である…
楽しい夜を過ごしました。
 
翌日は、修復後の掃除を終えて、滝で身を清めてから、読経を始めました。
 
読経も終わり、家路に着こうとした時…
          「汝と参る…」
私の不動明王信仰は、この時から、長く険しい道を歩む事になります。